銀行借入の金利
キャッシュフロー簡単
キャッシュフローとは簡単に説明すると投資した資金によって生み出されるお金のことです。
まずはお金について考えていきましょう。
お金の誕生
お金の存在している意味を考えたことのある人はいるでしょうか?
昔は通貨ではなく、物と物を交換してほしい商品を手に入れていました。いわゆる、物々交換制度です。
しかし、この物々交換制度には大きな欠点がありました。
お互いが欲しいと思っている物でないと取引が成立しないことです。実は非常に不便な制度だったのです。
そこで、物と交換できるお金を作り、現在の通貨と物を交換する制度が誕生したのです。
その後、通貨を人に貸して、さらに大きなお金を返してもらう金利制度も作られたのです。
不動産投資と金利
不動産投資と金利の関係は非常に深いものがあります。
金利とはそもそも、インフレによって通貨の価値が下がることを補てんする仕組みとして考えられていました。
そのため現在でも、一般的にインフレ時は金利が上がり、デフレになると金利が下がります。
不動産投資をする投資家の多くは物件を購入するために、銀行など金融機関からお金を借入することになると思います。
当然、お金を銀行に借りる訳ですから、金利が発生します。その金利が不動産投資のキャッシュフローと大きな関係性があるのは言うまでも無いでしょう。
例えば2%固定金利で3000万円を銀行から借り入れて、30年間で返済する場合です。
1月あたり、約133,333円の返済になります。
では3%固定金利の場合はどうでしょうか?
1月あたり、約158,333円を返済することになります。
金利がたった1%違うだけで、1ヶ月で約25,000円、1年間で約300,000円、総支払(30年間)で900万円の違いが出るのです。
金利を考えないで不動産投資をすると、物件は満室で繁盛しているのに、返済金額の方が家賃収入よりも多くなり、毎月損失を出すことになります。
この場合、家賃を上げないとキャッシュフローとして利益を上がることができないことになります。
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